競泳平泳ぎスタート局面の「ひとかきひとけり」のタイミング
日本体育大学紀要 30(2)
本研究では、競泳平泳ぎスタート局面について、1)「ひとかきひとけり」には至適なタイミングが存在する、2)15mタイムが速いものほど「ひとかきひとけり」を遅いタイミングで始めている、という2つの仮説をたて、実験を通してこれらの仮説の検証を試みた。 今回の結果から、スタート局面の技術が高いものほど、遠くで「ひとかきひとけり」のかき始めを行っており、そのタイミングも至適なかき始め位置付近で行っているという考察を行ってきた。
浅見俊雄、吉田努、岩原文彦、野口智博、伊藤雅充
p..287~p.290 共同研究につき本人担当部分抽出不可能