Ultrasonography gives directly but noninvasively elastic characteristic of human tendon in vivo. (査読付)
European Journal of Applied Physiology 71(6)
ヒトの動作中の腱の弾性特性について知見を得るために、超音波法を用いて活動中の前脛骨筋の動態を観察した。前脛骨筋の張力増大にともない、筋束が腱膜に付着する点が近位方向へ移動した。この点の移動距離を張力増大にともなう腱の伸張距離として定義し、前脛骨筋遠位腱の長さ-力関係を求めた。この関係は2次関数で表すことができ、先行研究と一致した。このことから超音波法を用いることにより腱の弾性特性をヒト生体で求められることが示された。
Fukashiro.S., M.Ito, Y.Ichinose,Y.Kawakami and T.fukunaga
p.555~p.557 共同研究につき本人担当部分抽出不可能