オリンピック選手における上腕三頭筋の筋形状と筋力との関係
日本体育学会第49回大会(愛媛)
アトランタオリンピック日本代表選手(柔道、サッカー、体操)男女を被検者とし、超音波法を用いて上腕三頭筋の筋厚と羽状角を測定した。また、等速性筋力測定装置を用いて筋力の測定を行った。筋の形状と機能の関係についてみると、筋厚から推定した筋断面積と筋力の間には男女ともに有意な正の相関が認められた。オリンピック代表選手において、力発揮の性差は筋形状よりもおもに筋断面積の差によることが示された。
市之瀬慈歩、金久博昭、伊藤雅充、川上泰雄、福永哲夫
p.●~p.● 共同研究につき本人担当部分抽出不可能