静的筋活動時の筋束長羽状角変化
第51回日本体力医学会
ヒト生体において静的筋活動を行わせたときの骨格筋(前脛骨筋)の形状変化を超音波断層法を用いて定量化した。安静時の前脛骨筋の筋束長は94mm、羽状角は9.6°であった。静的随意最大筋力発揮により筋束は15%短縮、羽状角は25%増加した。静的筋活動においては関節角度変化をともなわないため、外的な仕事は行われないが、筋線維のレベルでは仕事が行われていることが示された。
伊藤雅充、市之瀬慈歩、川上泰雄、福永哲夫
p.●~p.● 共同研究につき本人担当部分抽出不可能