前脛骨筋遠位腱組織の長さ変化-張力関係の部位差
第56回日本体力医学会大会(宮城)
本研究では、超音波法を用いて筋腱接合部付近の腱膜状の点を外部腱の伸張量、腱膜の近位部を外部腱+腱膜の伸張量として測定し、長さ変化-張力関係の部位差について検討した。 絶対値で見れば近位部(腱膜+外部腱)の方が腱移動量が大きいが、絶対値で表すとむしろ遠位の方が伸張力が大きかった。これらの結果は、生体内では腱膜は外部腱よりも伸びない可能性があることを表していると考えられる。
伊藤雅充、久保潤二郎、蒔野豊、岩本陽子、浅見俊雄
p.978 共同研究につき本人担当部分抽出不可能