性周期に伴う筋疲労特性の変動
第56回日本体力医学会大会(宮城)
本研究では最大下等尺性筋力を持続させた際の筋電図積分値の変化から、性周期に伴う神経筋疲労特性(疲労閾値)の変動を明らかにすることを目的とした。疲労閾値は、最大下で筋力を保持した際に表面筋電図積分値(iEMG)が時間の経過と共に直線的に増加することを利用して求められる。 月経周期に伴い神経筋疲労特性は変動し、iEMGが経時的に増加することなく発揮できる力の最高値(疲労閾値)は黄体期に高値を示すことが明らかになった。
岩本陽子、久保潤二郎、伊藤雅充、浅見俊雄
p.778 共同研究につき本人担当部分抽出不可能