30分間隔のインターバルで繰り返し全力自転車駆動を行う際のリカバリー期に、運動様式を変えたクーリングダウンを実施し、回復期の血中乳酸濃度変化及びその後のパフォーマンスの回復率を比較検討することを目的とした。主運動は60秒間の全力ペダリングとし、その後のリカバリー期にクーリングダウンとして任意の強度での自転車駆動と上肢クランキング運動及び下肢を中心としたストレッチングを10分間行った。その結果、血中乳酸濃度の変化及びパフォーマンスの変化ともに自転車駆動、上肢クランキング運動、ストレッチングの順で高い回復率を示した。