その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 伊藤 雅充
氏名(カナ) イトウ マサミツ
氏名(英語) ITO Masamitsu

翻訳書、学会発表、講演等の名称

性周期に伴う肘屈曲力および筋活動水準の変動

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

1999/09

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第54回日本体力医学会大会(熊本)

概要

性周期を月経期、卵胞期、排卵期、黄体期前期、黄体期後期の5フェーズに分割し、各フェーズで上腕周径囲、静的肘屈曲随意最大トルク(MVC)、筋活動水準(上腕二頭筋の表面筋電図積分値:iEMG)を測定した。対照群として、男性被験者の測定も行った。MVCは排卵期に最大となり、黄体期前期、黄体期後期では排卵期より小さい値を示した。月経期にはMVCは更に低下し、卵胞期で最小となった。iMEG値は月経期に最も高く、卵胞期で最小、排卵期、黄体期前期、黄体期後期は卵胞期より高い水準であった。MVC/iEMG比は卵胞期、排卵期、黄体期前期、黄体期後期ではあまり変動しなかった。卵胞期でMVCが最も低くなっているのは、神経系の興奮水準の低下で説明できる。月経期はこの比が低く、月経期の筋力変動には他のフェーズとは異なる何らかのメカニズムが働いている可能性がある。

共著者等

岩本陽子、伊藤雅充、浅見俊雄

掲載ページ数

p. ●~p.● 共同研究につき本人担当部分抽出不可能