芥川龍之介「路上」の暗合
日本近代文学会新潟支部例会
芥川龍之介の「路上」(大毎:大正8年6~8月)は未完に終った長編である。本発表では、作中の固有名詞の意味するもの、および水・植物・動物等の小テーマ群について考察を加え、同作の構想を闡明した。