【学会所感】シンポジウム「徹底討論『一握の砂』を読む」聴講記
国際啄木学会会報 第29号(国際啄木学会発行)pp.14-17
2010年9月4・5日に国際啄木学会京都大会(於:立命館大学)が開催された。初日の9月4日には、シンポジウム「徹底討論『一握の砂』を読む」が行われた。本稿はその4時間に及ぶシンポジウムの印象記である。発表者は木股知史・田口道昭・小菅麻起子・河野有時・大室精一の五氏、司会は太田登氏である。啄木『一握の砂』に関する多くの新知見や研究上の提言がなされた優れたシンポジウムであった。
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