草相撲のスポーツ人類学－東アジアを事例とする動態的民族誌－

岩田書院

本書は平成10年３月に東洋大学から授与された博士（社会学）の論文を一部加筆、修正したものである。序章と終章以外に11章からなる本書の対象は東アジア（日本、韓国、中国）の草相撲であるが、それがどのように変容することで、その存続を可能にしたのか、という問題を事例の分析を通して明らかにするとともに、これらの事例を基にして一般的モデルを導き出している。なお、本書の出版に際しては、日本学術振興会より平成13年度科学研究費補助金（研究成果公開促進費）の交付を受けた。

総頁数454.