体力とはなにか-運動処方のその前に-
NAP Limited
本書は体育・スポーツを専門としない教養としての体力の知識、あるいは「体力」のことを知りたいと考えはじめた初学層の理解を深めていくために編まれたものである。ここでは、第1章5「世界の体力観」について、日本語、英語、ハングル、中国語、インドネシア語、ベトナム語、ビルマ語を取り上げ、コミュニケーションによる自我の形成を背景に置きながら、それぞれの言語が持つ「体力」という単語のフレームを明らかにすることで、その言語を用いる人々の体力観を明らかにした。
編者:長澤純一、 執筆者:松井健、吉田博幸、森浩寿、村岡功、芳賀脩光、太田あや子、富田寿人、他26名
pp.34-38.総頁数245.