スポーツ文化政策にみる ポスト・コロニアリズム-ミャンマーの事例から-
『アジアのスポーツ文化に及ぼした植民地主義の影響』(財)水野スポーツ振興会助成金研究成果報告書(スポーツ史学会)
本研究は、ミャンマーの伝統スポーツに対する国家の文化政策に注目して、その政策がミャンマー国家にとってどのような意味を持つのかを明らかにしたものである。ミャンマーの国家にとって、伝統スポーツを掌握すると言うことは、国家政策として必要なことであり、その政策は、いわゆるポスト・コロニアリズムとして理解することが可能であることを論じた。
pp.54-61.