沖縄角力の近代化
『東洋大学紀要教養課程篇(保健体育)』 第7号
沖縄では、本土の相撲とは異なる沖縄独自の 角力「シマ」が存在し、それは現在でも続けられている。本論文は、この沖縄角力が、戦後、ルールや試合方法が統一され、全島規模の大会が実施されるまでの過程と、現在、この角力の中心的な組織となっている「沖縄角力協会」の活動を取り上げ、それがどのような形で近代スポーツ化してきたのかを論じたものである。
pp.1-18.