定期的な体操が女子児童の筋力、平衡感覚、柔軟性に及ぼす影響(査読付)
日本体育大学紀要38(1)
本研究では体操教室(横浜市)に定期的(1~2回/週)に通う女子児童67名と公立T小学校(横浜市)の女子児童86名を対象として、身長、体重、等尺性膝伸展筋力(膝伸展筋力)、握力、ファンクショナルリーチ、長座体前屈、筋厚(腹部)、脂肪厚(腹部)を測定・比較した。その結果、体操を定期的に実施している女子児童では動的バランス能力を評価するファンクショナルリーチや柔軟性を示す長座体前屈の値が大きく、特に平衡感覚や柔軟性の発達が大きいことが分かった。
津山薫、南明恵美,松阪裕美、金相勲、清田寛
p.9~p.16(測定、分析、執筆を担当)