Doppler Echo法を用いた大学ゴルフ選手の動脈口径の特徴(査読付)
NITTTAI Sports Training Journal (2004) 1
学生ゴルフ男女選手を対象にドップラーエコー法を用いて頚部および体肢の動脈口径を計測し、左右差を中心に検討した。その結果、1)総頚動脈口径については男女とも変化がなく左右差も観察されなかった。2)橈骨動脈口径では、男子のHandicap群で左右差がみられたが、Non-Handicap群では左右差は認められなかった。3)足背動脈口径については変化がなく、男女とも左右差はみられなかった。以下より、長期間のゴルフ練習は右の利き手前腕の橈骨動脈口径に運動適応性の影響を与えることが示唆された。
江口和美、清田寛、金相勲、菅田真理、戴鶴峰、池澤至、坂見敏夫、武田基一、小畑直之、津山薫、竹宮隆
p.31~p.36(測定を担当)