本調査では日本臨床スポーツ医学会に所属する42名を対象として、大学におけるスポーツ医学教育について実態調査をおこなった。 その結果、スポーツドクターの資格を有するものが大学のスポーツ医学教育に多く関わっている結果が得られた。今後、ますますスポーツ医学が重要となることが考えられるため、スポーツドクターの資格を有するものが大学教育にかかわり、質の高い講義を展開する必要があると考えられた。また今後、スポーツ医学教育についてさらに情報を交換し、講義内容、講義形態について検討し、標準化していく必要があると思われた。