その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 津山 薫
氏名(カナ) ツヤマ カオル
氏名(英語) TSUYAMA Kaoru

翻訳書、学会発表、講演等の名称

大学男子スケート選手におけるバランス能力と下肢筋力に関する研究

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2016/08

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本体育学会 第67回大会

概要

スケート運動は左右の重心移動を繰り返しながら滑走するため、バランス能力が必要であり、特に片脚支持局面でのバランス能力が求められる。そこで本研究の目的は大学スケート選手のバランス能力および下肢筋力を比較・検討することにより、競技力向上に繋げることである。対象はN大学男子スピードスケート選手(SS)16名、アイスホッケー選手(IH)33名、インラインホッケー選手(IL)13名とした。測定項目は身長、体重、ディジョックボード上での重心動揺(BSD)、片脚パラレルスクワット屈曲位での重心動揺(BSP)、片脚ハーフスクワット屈曲位での重心動揺(BSH)、片脚屈伸運動時での重心動揺(BSS)、等速性膝関節筋力、等速性股関節筋力とした。結果はBSD、BSP、BSH、BSSのいずれにおいてもSS群が最も優れており、特に外周面積で大きな差が見られた。しかし下肢筋力(膝関節、股関節)では、3種目間でいずれも有意差は見られなかった。以上よりスピードスケート選手のバランス能力が最も優れていることが示され、さらなる競技力の向上には下肢筋力の強化が必要であると思われた。

共著者等

乳井勇二・青柳 徹・植田央・津山 薫

掲載ページ数