その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 津山 薫
氏名(カナ) ツヤマ カオル
氏名(英語) TSUYAMA Kaoru

翻訳書、学会発表、講演等の名称

大学ダブルダッチ選手と一般大学生のラダータイム、反復横とび、反応時間の比較

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2015/09

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第77回日本体力医学会大会

概要

【背景】ダブルダッチは縄を使ってパフォーマンスを行う競技であり、細かい足の動きが特徴的である。【目的】本研究の目的は大学ダブルダッチ選手の体力の特性を明らかにし、ダブルダッチ選手の競技力向上につなげることである。【方法】対象は19~21歳の体育大学ダブルダッチサークルの男子21人(競技歴:2.69± 2.36年)と一般男子大学生(同大学の体育研修部)24人とした。測定項目は身長、体重、4種類のラダータイム計測、反復横とび、反応時間、大腿囲、下腿囲とした。ラダーは1横向き、2開閉、3前進しながらの複雑なステップ、4横向きに進みながらの複雑なステップの4種類とした。ラダータイムの測定はステップが最も易しい1から開始し、2、3、4の順で実施した。【結果】ラダータイムの結果をみると、最も易しい4のステップでは、ダブルダッチ選手と一般大学生との間に差はほとんど見られなかったが、ステップの難度が上がるにつれて、両者の差が大きくなる傾向がみられ、ステップが最も難しい4ではダブルダッチ選手は一般大学生よりも有意に速い値を示した。しかし反復横とびや反応時間では、ダブルダッチ選手と一般大学生の間に有意差は認められなかった。【結論】ダブルダッチ選手の体力の特性を明らかにするためにも今後、対象者を増やして、さらに検討する必要があると思われた。

共著者等

兼子 諄美、馬場 進一郎、津山 薫

掲載ページ数