その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 津山 薫
氏名(カナ) ツヤマ カオル
氏名(英語) TSUYAMA Kaoru

翻訳書、学会発表、講演等の名称

幼児期から学童期の足指筋力の実態と体力との関係

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2015/09

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第70回日本体力医学会大会

概要

【背景】近年、転倒等で高齢者の足指筋力は報告されているが、幼児期から学童期の足指筋力に関する研究はほとんどない。【目的】本研究の目的は幼児期から学童期の足指筋力の実態と体力との関係を検討し、子どもの体力向上につなげることである。【方法】対象は横浜市にある私立Mこども園(M園)の4歳(男n=30、女n=26)、5歳(男n=19、女n=22)およびM小学校(M小)の6歳(男n=17、女n=25)、7歳(男n=20、女n=17)、10歳(男n=27、女n=24)とした。測定項目は、M園が身長、体重、足指筋力、両足連続跳び越し、棒上片足立ち、立ち幅とびとし、M小が身長、体重、足指筋力と文科省新体力テスト8項目とした。足指筋力は竹井機器社製の足指筋力測定器を用いて測定した。【結果】足指筋力では男女ともに4歳と5歳の間に有意差がみられたが、5歳と6歳、6歳と7歳の間には有意差は認められなかった。足指筋力と体力との関係をみると、棒上片足立ちのM園男子を除くすべての項目で有意な相関関係が認められ、特に握力や立ち幅とびで高い相関関係がみられた。【まとめ】足指筋力は体力と関係のあることが示され、子どもの体力を高める上でも子どもの足指筋力をさらに強化する必要があると思われた。

共著者等

○浮田咲子、津山薫

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