その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 津山 薫
氏名(カナ) ツヤマ カオル
氏名(英語) TSUYAMA Kaoru

翻訳書、学会発表、講演等の名称

保育内容の異なる園に通う幼児の身体活動量と運動習慣の比較

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2015/08

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本体育学会第66回大会

概要

【目的】本研究では、保育内容の異なる園に通っている幼児の身体活動量と運動習慣を調査し、保育内容の違いと幼児の身体活動量との関係について比較・検討し、子どもの体力向上につなげることを目的とした。【方法】対象は首都圏にある自由保育のみのMこども園(M園、男n=27、女n= 31)と英語教育と自由保育を行っているS幼稚園(S園、男n= 24、女n= 39)の4、5歳児とした。測定項目は、身長、体重、身体活動量とした。身体活動量の測定は3軸センサー活動量計e-style2(スズケン社製)を用いた。さらに保護者(母親)を対象に幼児の運動習慣についてアンケート調査を実施した。【結果】①4歳児のM園児はS園児よりも身体活動量が8.5〜35.5%少なく、女児のみに有意差が見られた。5歳児では自由保育のみのM園の方が英語教育と自由保育のS園よりも活動量が32.0〜39.2%多く、男女児共に有意差が認められた。②M園児はS園児よりも、降園後に60分以上身体を動かす割合が高い傾向を示した。【結論】保育内容の違いにより幼児の身体活動量に違いが示された。幼児期は身体の発育発達が著しいため、幼児の十分な身体活動量を確保できる保育内容を確立することは重要であると思われた。

共著者等

浮田咲子、津山 薫

掲載ページ数