その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 津山 薫
氏名(カナ) ツヤマ カオル
氏名(英語) TSUYAMA Kaoru

翻訳書、学会発表、講演等の名称

小学生におけるラダー運動の成就度の実態--横浜市の小学校を対象として--

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2015/03

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本発育発達学会第13回大会

概要

小学生におけるラダー運動の成就度の実態  --横浜市の小学校を対象として--

〇津山 薫(日体大)、千葉裕太(日体大)、馬場進一郎(日体大)

子どもの体力、敏捷性、ラダー運動

本研究では小学生のラダー運動の成就度の実態を中心に調査・検討し、子どもの体力向上につなげることを目的とした。
対象は横浜市立E小学校の1年生(男子:54人、女子:41人)、3年生(男子:44人、女子:39人)、5年生(男子:61人、女子:49人)とした。測定項目は身長、体重、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ボール投げ、ラダー運動(直進、サイドステップ、グーパージャンプ)とした。ラダー運動では、各課題を最初から最後まで正確にできた児童の割合(成就度)を調査した。なお測定前には各課題の十分な説明と2回ずつの練習を実施した。
ラダー運動(グーパージャンプ)の成就度をみると、1年生(男子:40.7%、女子:41.5%)、3年生(男子:40.9%、女子:61.5%)、5年生(男子:60.7%、女子:65.3%)であった。さらに1~5年生の間の反復横とびの増加率をみると、平成25年度の文科省のスポーツテストでは156.9%であったが、E小では127.2%であった。
以上より全国でも体力レベルの低い神奈川県(横浜市立E小学校)の児童のラダー運動の実態が示され、E小の児童では敏捷性の発達が十分でないことが示唆された。

共著者等

津山 薫、千葉裕太、馬場進一郎

掲載ページ数