その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 津山 薫
氏名(カナ) ツヤマ カオル
氏名(英語) TSUYAMA Kaoru

翻訳書、学会発表、講演等の名称

一輪車、セパタクロー、ゴルフ選手における下肢筋力の比較

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2010/09/16

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第65回日本体力医学会大会(千葉商科大学・和洋女子大学)(2010/09/16-18)

概要

【目的】本研究では一輪車、セパタクロー(セパ)、ゴルフ選手の下肢筋力を中心に測定・比較し、競技特性を検討することにより競技力の向上につなげることを目的とした。【方法】対象は小学生の頃から一輪車を実践してきた女子17名(19.1±2.9才)、N大セパ部女子15名(19.3±0.9才)、N大ゴルフ部女子8名(19.3±1.2才)とした。測定項目は身長、体重、等速性脚筋力(脚筋力)、足関節底屈筋力(底屈筋力)、垂直とび、長座体前屈、筋量、体脂肪率とした。【結果および考察】底屈筋力では一輪車が最も大きく、一輪車とセパとの間に有意差が認められた。一輪車ではペダルを踏み込む際、足関節は底屈し下腿三頭筋が主動的に働くため、他の種目の選手よりも下腿三頭筋が発達していたことが考えられる。したがって、一輪車の底屈筋力はセパ、ゴルフよりも大きかったものと思われた。垂直とびではセパが一輪車、ゴルフよりも有意に大きかったが、セパでは特にアタックの際ジャンプした状態で行うため、練習中にジャンプ動作が繰り返し行われる。そのためセパの垂直とびは一輪車、ゴルフよりも優れていたものと考えられた。3種目の脚筋力と筋量はほぼ同程度であったが、体脂肪率ではゴルフが最も大きかった。ゴルフは一輪車、セパよりも運動量が少ないことが、その要因の1つとして考えられた。以上より各種目の下肢筋力の競技特性が示された。

共著者等

津山 薫、干場明日美、宮岡公平、中嶋寛之

掲載ページ数

P233