頚部筋に対する種々な筋力トレーニングが等尺性頚部伸展筋力と筋断面積に与える影響－サービカルエクステンションマシーンを応用した複合トレーニング－

第56回日本体力医学会大会（宮城県・宮城県スポーツセンター）

本研究の目的はシュラッグ+アップライトロウイングによる筋力トレーニング（SU）、さらにSUとサービカルエクステンションマシーン（CEM）による動的な頚部筋力トレーニングを複合した筋力トレーニング（COM）が等尺性頚部伸展筋力（ICES）と筋断面積（CSA）に及ぼす影響について検討することである。
　その結果、コントロール群とSU群ではトレーニング前後でICESの有意な増加はみられなかったが、COM群ではICESとCSAがが有意に増加した。
　以上より、CEMとSUを複合した筋力トレーニングを単独で行うよりも両者を複合することにより頚部筋力を効果的に強化できることが分かった。

津山薫、山本洋祐、中里浩一、中嶋寛之

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