サービカルエクステンションマシーンによる頚部トレーニングの効果に関する研究 第1報
第117回日本体力医学会関東地方会(東京都・慶應大学)
本研究ではサービカルエクステンションマシーンにより動的な頚部トレーニングを行い、そのトレーニング効果について検討した。対象はN大学柔道部員33名とし、コントロール群11名、50%群11名、70%群11名の3群に分けた。その結果、筋断面積はトレーニング前後において3群間で有意差はみられなかったが、トレーニング群の伸展筋力/筋断面積はトレーニング後で有意に大きかった。これらより、本研究で得られた筋力の増加はおもに神経・筋出力機構が改善されたことによりものと考えられた。
津山薫、山本洋祐、中里浩一、中嶋寛之