クラミドモナスの運動量と活性酸素との相関性
日本植物学会第60回大会(福岡県・九州大学)
運動と活性酸素消去酵素(Fe-SOD)との相関性を調べるために単細胞緑藻Chlamydomonasを実験系として、活発に鞭毛運動する野生株と鞭毛を欠損し運動性のない変異株についてFe-SODの比較をおこなった。その結果、鞭毛運動する野生株の方が、運動性のない変異株よりFe-SOD活性が高かった。すなわち、運動によりChlamydomonasのSOD活性が高まることがわかった。
津山薫、北山雅彦、古田裕子、長舩哲齊、江原友子、大和眞