三種の体幹の屈伸時における筋の放電量の動態についての一考察
第51回日本体力医学会大会(広島県・広島国際会議場)
本研究では伏臥位姿勢における体幹を反らす三種の運動に着目し種々な負荷を加えた時の脊柱起立筋を中心とした筋群の動態について筋電図学的に比較・検討することを目的とした。 その結果、上半身を約90度下方に屈曲した状態から上半身を各被験者の最大伸展の位置まで持ち上げる運動において脊柱起立筋からの筋放電量が最も多く、負荷の増加伴う筋放電量の増加率も三種目中、最も大きかった。
津山薫、松田竜太郎、清田寛、大和眞、黄仁官、堀居昭、荒尾章三