「道路沿道での運動時におけるマスク着用は生体組織の酸化障害を抑制する」
臨床スポーツ医学 25(1)
大気汚染の激しい地域である皇居周回コースにおいて、運動時におけるマスク着用が生体組織の酸化障害を抑制できるかについて検討した。マスク有り群に比べマスク無し群のビタミンE 、過酸化脂質は運動後、有意に上昇したことから、活性炭入りフィルターの装着したマスクの着用により、生体組織の酸化障害を抑制できることが認められた。
星 秋夫、木村直人、伊藤孝、佐藤 勉
p57-62