スキーにおける回転技術が筋酸素利用に及ぼす影響
対力科学62(6)
本研究では、スキーにおける回転技術の違い(パラレルターンとプルークボーゲン)が筋酸素利用に如何なる影響を及ぼすか検討を加えた。対象は、年齢21〜54歳のスキー指導員8名である。滑走速度は、いずれの斜面もパラレルターンが速い速度を示した。一方、両ターンとも緩斜面に比べ急斜面において、心拍数の上昇及び筋酸素化レベルの低下が見られたものの、両ターン間において差異は認められなかった。
木村直人、具志堅武、鈴川一宏、佐藤照友旭