遅発性筋肉痛と血清クレアチニンキナーゼに及ぼす運動再負荷の影響
第44回日本体力医学会 体力科学 Vol.38 No.6
運動の再負荷が筋痛と血清CK活性値および白血球におよぼす影響について検討した。最初の運動により、血清CKは上昇し筋痛を生じさせたものの、3週間の間隔をあけた再度の運動負荷では筋痛や血清CKの上昇程度は少ないものであった。このことから筋組織に何等の適応機序があり、再運動負荷に対しそれに耐えうる準備が出来たものと思われる。
大橋恵子、西川八、木村直人、広田公一
p.402