競歩におけるスピードと酸素需要量・ストライドの関係
第39回日本体育学会大会号
様々なスピードにおける競歩及び普通歩行での酸素需要量を測定し、競歩運動の特性について検討した。両者の境界スピードは約130m/minであるものの、それ以上の速度では競歩選手の効率(酸素摂取量)が良くなる傾向にあった。また、同一の速度では、競歩選手が少ない酸素摂取量を示していた。さらに競歩選手における歩行スピードの増大には歩数よりも歩長のに違いがみられた。
斉藤美奈子、加賀谷彦、吉田博幸、木村直人、中川喜直、森井秀樹、広田公一
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