体育専攻学生における催眠法の影響力と催眠感受性との関係
環太平洋大学短期大学部紀要(24)
学生を対象に「催眠法の影響力尺度」質問紙を作成した。その結果、催眠に対する「賞・魅力影響力」、催眠者に対する「正当・専門影響力」、催眠に対する「罰影響力」の3因子が抽出された。感受性高群と低群の「催眠法の影響力尺度」の結果を因子ごとに比較した結果、「賞・魅力影響力」で有意傾向が認められた。質問紙による催眠感受性の測定の可能性が示唆された。
佐々木史之,齋藤雅英
pp. 17-22