子どもの“ペット化”と気になる行動の関連について
愛媛女子短期大学研究紀要(18)
子どもを保護者の所有物であるかのように接する“子供のペット化”と子供の社会的発達について理解するために,保育者に調査を実施した.ランダムに選択した全国104の保育園と幼稚園の保育者314名に,アンケート調査を行った結果,ペット化と思われる服装等は少ないものの,ペット化と思われる華美な外見の子どもが多くみられる園では,気になる行動が増えていると感じていることが明らかになった(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)。
岡部康成、中越加奈子、武井光、上甲知美、永友麻美、坂本恵莉、齋藤雅英
pp.85-91