催眠と潜在記憶に関する基礎的検討
日本催眠医学心理学会第47回大会
催眠中の後催眠健忘暗示の潜在記憶課題に与える影響について検討するために、催眠感受性検査中に刺激語を提示し、その刺激語に対する後催眠健忘暗示を与え、後催眠健忘暗示解放前後に、潜在記憶課題である単語完成課題を行わせた。その結果、健忘暗示解放前後でプライミング量に違いは認められなかった。この結果は、後催眠健忘暗示が潜在記憶の遂行には影響しない可能性を示唆している(発表者)。 会場:北海道医療短期大学
共同研究者:齋藤雅英、岡部康成