除負荷がマウス骨格筋のI型コラーゲン遺伝子転写活性に及ぼす効果
第71回日本動物学会 東京都
力学的環境が結合組織のコラーゲン代謝にどのような影響を及ぼすかはまだよく分かっていない。そこで、I型コラーゲンα2鎖(COL1A2)のレポーター遺伝子を導入した組み換えマウス(pGB-17)を用い、尾懸垂により除負荷(2週間)した時の、後肢筋とアキレス腱での COL1A2 遺伝子転写活性を経時的に測定した。その結果、これらの組織のタンパク量が除負荷によって減少するにもかかわらず、COL1A2 転写活性は、除負荷後7日をピークとして上昇することが分かった。
石井直方、廣瀬立朗、水野一乗、長井慈、中里浩一、坂本裕美子
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