Protective effects of a nicotinamide derivative, isonicotinamide, against streptozotocin-induced β-cell damage and diabetes in mice.（査読付）

Biochem Biophys Res Commun., 442(1-2), p.92～p.98

炎症において誘導型iNOSの存在量が増加し、S-ニトロシル化によりタンパク質を修飾する能力をもつNOの産生が増強される。Sirt1の脱アセチル化をニコチナマイドは阻害するが、ニコチナマイドのデリバティブであるイソニコチナマイドは、Sirt1の働きを阻害することなく、膵臓のβ細胞の障害を防ぐことを明らかにした。

Fukaya M、Tamura Y、Chiba Y、Tanioka T、Mao J、Inoue Y、Yamada M、Waeber C、Ido-Kitamura Y、Kitamura T、Kaneki M

p.92～p.98