『新福祉国家構想5 日米安保と戦争法に代わる選択肢 憲法を実現する平和の構想』
大月書店
本書は、福祉国家構想研究会の平和安保部会の共同研究の成果をまとめた1冊で、「憲法研究者の平和構想の展開と変貌」と題する第Ⅱ部第5章を担当し、平和構想を導いた憲法研究者の平和主義解釈をまとめた上で、国連信仰に基づくPKOの過大評価や自衛隊容認論を憲法の平和主義の観点から問題のある深瀬忠一先生を中心とする『平和憲法の創造的展開』など、これまでの代表的な憲法研究者の平和構想を検討した。
渡辺治・福祉国家構想研究会編
p.238~p.272