『21世紀のグローバル・ファシズム-侵略戦争と暗黒社会を許さないために-』
耕文社
憲法の平和主義というと、すぐに9条に注目が集まるが、この9条の消極的平和主義に対して、前文の積極的平和主義の意義を確認した上で、前文の平和的生存権に関する学説・判例、「対テロ戦争」時代における意義、国連での平和への権利を巡る議論、自民党の改憲案における平和主義への姿勢を検討したもの。
木村朗・前田朗編
「日本国憲法の平和的生存権-戦争と暴力に抗する手段として-」p.238~p.249