『憲法と現実政治』
本の泉社
日本国憲法には「安心」という文言が出てこないのに、治安政策では「安心」を多用し、「安全」についてもまず重要な「国民の安全」よりは「国家の安全」を強調することで進む治安政策の問題点を解明し、最近の改憲案では、「安全」概念を拡張することで「大きな警察・軍隊」「強い国家」に向かっていることを批判的に検討するもの。
日本科学者会議(編)、清水雅彦、浦田一郎 他30名
「『安全・安心』と憲法」p.20~p.26