『憲法理論叢書⑬“危機の時代„と憲法』、「世田谷区条例 警察・自治体・住民の『協働』による『異端者』排除の危険性」・「『安全』による自由の侵蝕ー『生活安全条例』がもたらす問題」・「『安全・安心まちづくり』の展開ー1993年以降の『生活安全警察』の取り組み」・「オウム事件と市民社会のありようー不安社会と安全」・「『安全・安心まちづくり』の批判的検討」などと、あらたに戦後治安政策の展開と改憲論や代案についての書き下ろし原稿を付けくわえ、治安政策としての「安全・安心まちづくり」を監視と管理の強化の点から検討した初の単著。構成は、序章、歴史的に検討した第一部、自治体における個別の実例をまとめた第二部、理論的検討部分の第三部、関連問題をまとめた第四部、終章から成る。