改憲論の一つである緊急事態条項論を批判的に検討する本で、「第1部 緊急事態条項とは何か」の「 1 自民党『日本国憲法改正草案』と緊急事態条項」(緊急事態に内閣が政令でいろいろな措置をとることができてしまう問題点)、「6 緊急事態条項と安保法制(戦争法)」(安保法制・戦争法の発動で緊急事態が宣言され、「大統領的首相」が誕生するという問題点)、「第2部 緊急事態条項で暮らし・社会はどうなるか」の「13 緊急事態条項と警察・自衛隊」(すでに緊急事態に対応する警察と自衛隊に関する法律が十分整備されていること)を担当した。