「国家秘密の管理と改革構想」

民主主義科学者協会法律部会編『法律時報増刊　改憲を問う　民主主義法学からの視座』

民主主義科学者協会法律部会が改憲問題をテーマに編集して発行した『法律時報増刊号』の中の「第Ⅲ部　国家・社会・経済の改革構想と法」の中の１本で、２０１３年に制定された秘密保護法の内容・特徴（軍事立法であると同時に治安立法であること）・問題点（立法事実や憲法との関係）・自民党改憲案との関係を概観した上で、国際基準（ツワネ原則）から見た場合の秘密保護法の問題点（国民の権利制限、長い秘密の期間、不十分な監視機関、不十分な内部告発の保護など）を考察したもの。

p.173～p.177