「1990年代以降の9条裁判―平和主義理論と運動の新たな展開」
法と民主主義第397号
本稿の特集として、冒頭では「9条裁判―法廷における恒久平和主義」という座談会の内容を掲載し、ここでは私の司会の下、弁護士2人・研究者1人に戦後の「9条裁判」について論じてもらった。本稿はこの座談会を受けて、1990年代以降の市民平和訴訟、PKO関連訴訟、テロ特措法違憲訴訟、イラク派兵違憲訴訟について判決内容を検討し、これらの意義を検討したもの。
p.30~p.33