「90年安保と日本国憲法」
和光大学人文学部紀要第34号
本稿は、1980年代末以降の米ソ冷戦の終結により、アメリカの世界戦略と日米安保は大きく意味を変えるが、このような情勢を受けて変質する1990年代以降の日米安保を「90年安保」と捉えた上で、具体的には「湾岸戦争」における日本の関与、「PKO法」制定、新ガイドラインとその実施法について、詳細な実態の紹介とそれぞれの日本国憲法上の問題点をまとめたもの。
p.79~p.92