「自衛隊PKO活動の変質と憲法上の問題点」
法と民主主義第515号
本稿は、2016年10月27日に改憲問題対策法律家6団体連絡会主催で開催した「南スーダン・PKO自衛隊派遣を考える院内集会」での報告をベースにまとめたもので、戦争法の中で改正されたPKO法の内容を整理した上で、米ソ冷戦中と冷戦後でPKO活動が変質した中、そもそも日本がPKO法を制定したこと自体に憲法上問題があり、憲法の平和主義の観点だけでなく、政府の参加5原則の観点からも南スーダンでの自衛隊のPKO活動には問題があることを論じたもの。
p.18~p.22