「集団的自衛権行使容認論の問題点と運動の課題」
月刊全労連7月号
2014年5月の安保法制懇報告書や政府の「基本的方向性」などで議論になっている集団的自衛権行使容認論について、この間の改憲を明文改憲・立法改憲・解釈改憲に分類した上で、解釈改憲という手法の問題点(議会制民主主義と国民主権の否定、憲法改正の限界・憲法の保障との齟齬)、集団的自衛権の問題点(歴史的経緯と実態からの考察、憲法と安保条約との関係)を指摘した上で、日本国憲法の平和主義の観点から検討したもの。
p.1~p.7