7人制ラグビー日本代表候補選手における試合実施による身体的・精神的疲労の出現に関する研究.(査読付)
臨床スポーツ医学
7人制ラグビーの公式試合が選手に与える身体的・精神的疲労を明らかにすることを目的に,日本代表候補選手7名を対象に血液生化学検査,POMS(Profile of Mood State)の測定を試合前後に実施した.総蛋白,血清血糖,クレアチンキナーゼ,GOT,LDHが試合後,有意に上昇し,POMSではConfusionのスコアのみ有意な上昇を示した.15人制ラグビーと比較して,生体負担度は軽度でありそれは試合時間の長さによるものと考えられた.
竹内久貴,梅田孝,珍田大輔,益子俊志,小山隆男,高橋一平,岡田隆,岡村典慶,中山悌一,中路重之.
22(2):185-192.