日本ラグビー界において2003年に開幕した国内リーグ(トップリーグ)では、チームにドクター、トレーナーの登録が義務付けられた。一方で下部リーグ、大学、高校レベルではその環境が整っていないのが現状である。スポーツ現場において競技者の健康管理を担うドクター・トレーナーの需要は高まっている中、その実態は明確ではない。そこで国内社会人、大学ラグビーチームにアンケート調査を実施し、チーム内でのメディカル体制を実態把握することにより今後の選手を守るべきチーム内環境マネージメントの参考、指標となる資料をまとめた。