室町芸文論攷
三弥井書店
古代より近世へと至る多種多様な異類婚姻譚(狐女房・鶴女房などの人間と動物との結婚と別離の物語)を分析し、そこに表現された日本の婚姻制度の変遷について考察した。時代の反映としての婚姻譚の考究である。
編者:徳江元正,共著者:加美宏、刑部久、石川透、他42名
「『木幡狐』の涙、本邦婚姻史に辿るその哀しみの来歴-“神仕えの女”から“仏仕えの女”へ-」を単独執筆。 p.563~p.587