習慣的な弾性ストッキングの着用が動脈スティフネスに与える影響(査読付)
日本循環器病予防学会誌
習慣的な弾性ストッキング(GCSs)の着用が動脈スティフネスに与える影響を明らかにするために、16名の健常者(男性9名、女性7名、平均年齢36.9±7.1歳、BMI20.6±1.9)を無作為にGCSs装着群とコントロール群に割り当て、GCS群は実験期間中の週に2回GCSsを1日8時間着用した。その結果、GCS群の動脈スティフネスは有意に減少した。一方、CON群の動脈スティフネスに有意な変化は見られなかった。これらの結果から習慣的なGCSsの着用は動脈スティフネスを低下させることが示唆された。
三浦隆、岩嵜徹治、岡本孝信
p183-192